会計処理あれこれ

こんばんは、レイシーです。

以前の記事で頂いたコメントを返そうとしていたところ、ブログ内容に関して少々誤解があったようなので改めて解説してみたいと思います。

以下天才(あ、僕ですw

> 僕は会計上は赤字ですが、キャッシュフローは黒字です。なぜかというと築年数が40を超える物件があり、それが減価償却費をつりあげているためです。融資を受けるので、黒字を継続的に出したいのですが、なかなか出せない状況なんですよね。。。
あと、敷金は受け取った時点で償却した場合は、利益計上できますよ。

転載ここまで



損益計算とCFは不一致と書いた通り、会計上赤字でCFはプラスという人はたくさんいると思います。
ワタクシも4年償却の木造が利益圧縮に貢献していますw

ただ、「CFがプラスであること」と「儲けが出ていること」は一緒ではないと書きたかったのです。
今は減価償却費が課税所得の圧縮に貢献していてもB/Sの簿価は年々減っています。

もちろん都内の値段が下がりにくいマンションや、土地値-解体費より更に安く買った築古アパートの実際の市場価格が減価償却費の分だけ下がるわけではありませんが、仮に買値と同じ値段で売却できたとしても減価償却費として経費計上した分は譲渡益として課税されるワケです。

一生保有する場合を除いて、どこかで「会計上赤字だけどCFは黒字」のツケを払う日がくるのだと思います。
「会計上赤字」というのはそこらへんを警告しているのだと思います。

商売の儲けを正確に表しているのは、CFではなくて損益計算書です。
正確な会計処理をすれば、正確な利益が計算できるスゴイ技術ですw

こんな理由で「会計上は赤字だけど(もしくは利益が少ないけど)儲かってる!ということはほとんどないと思いますw」と書いた次第です。



個人で飲食店をやっている人の中で、経費で仕入れたモノを毎日食べてプライベートの食費を削減している人は結構いると思いますw

こんな人は例外的に「会計上は赤字だけど儲かっている!」と言えるかもしれませんw

ただ、それは単に脱税ですし、正確な利益計算ができていないだけですw


「たっぷり減価償却費を経費計上して売却時に税金を多く払う」方が良いのか「簿価を維持して売却時の税金を抑える」方が良いのかはその人の所得や保有年数によって変わると思います。

このような将来の経営上の課題は家計簿(簡易簿記)をつけていただけではわかりません。
CFがプラスなら儲かっていると誤解してもおかしくないです!
なので複式簿記ってスゴイなと感動して記事にいたしましたw


敷金の償却?についてはよくわかりませんw

ただ、地域で呼び名は色々ありますが、返還を要さないお金は当然利益計上できるでしょう。
呼び名は色々ですが、礼金と性質は変わりませんので同じ処理になるかと思います。


返還を要するお金(本来の意味の敷金)の場合ですが、やはり退去時に返すお金なので長期預かり金とかの勘定科目で処理して、固定負債の欄に記載するのが正しいと思いますがどうでしょう?
敷金を受け取った時点で償却できるのか?償却したところでどのようなメリットがあるのか?は調べてないのでよくわかりませんが、仮にできたとしても退去時に返還(もしくは入居者負担の修繕費に充当)した際に損金処理しなければいけないので、預かり金としての性質に変わりはありませんよね?

むしろ敷金を利益計上するというのは経営実態に即さない、わかりにくい会計処理で「銀行に受けが良い決算書類」を作る以外にメリットがないように思いますが・・・。

専門家ではないのでこんな説明しかできませんが、税務に詳しい先輩大家さんがコメントで解説してくれると思いますw

あとは不動産カテゴリとは一切関係のない簿記解説ブログの管理者様がよく訪問してくれているので、専門家のコメントもお待ちしていますw

会計処理方法は色々あるかも知れませんが、後で返さなきゃいけない他人のお金は自分のお金(収益)ではない!という事実は揺るがないと思いますw



「会計は嘘をつかない。嘘をつくのはいつだって自分さ!」byレイシーちゃん


という謎の迷言を残して寝ますw

あっ最後にこのコメントを頂いた方ですが、日々の倹約でローンを既に一本完済されている超堅実な大家さんです。
少々上からな文章になってしまいましたがワタクシもリスペクトしております!
そのへんあしからず。

ではお休みなさいw

ポチもお忘れなく!

不動産投資 ブログランキングへ
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

おっしゃる通りですね。
儲かっているいないの判断に減価償却は意味がなく、時価に引きなおしたB/Sが全ての結果だと思います。

敷金は賃貸借契約書上退去時と記載がされていても、税務署は預り時に益金計上しなさいと指導して来ます。この益金は消費税を取っても良く、結構めんどいです。

おっしゃるとおり基本は預り金になると思います。利益計上するって言ってるのは敷引き部分のことでしょうね。関西で多い契約形態でございます。これ借りる側からすると原辰徳なんですよねw わかりづらいし。

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

もしや、その簿記解説ブログって、じ・・・簿記ですか?
そうだとしたら、認識していただいてありがとうございます。

会計ネタ人気ですね。嬉しいです。

敷金を収益計上するためには、その収益が「実現」しているかが論点になります。

契約書に「敷金は返還しません」等のことが明記されていれば、それは返還不要、つまり自分のものになった=実現した、ということで、敷金を受け取った時点で収益になります。

そうでなければ、後で返さなければならない負債(預り金)として計上します。

ただし、それ以降でも敷金を返還しないことに合意ができたならば、それも実現していることになるので、合意ができた時点で預り金を収益に振り替えることになります。
退去のときにクリーニング代だの何だのと理由をつけて敷金を返さないときの処理ですね。(いや私はそんなことしませんよw)

Re: タイトルなし

コメント遅くなってすいません。
税務署がそのような指導をしているとは知りませんでした。
教えていただきありがとうございました!

> おっしゃる通りですね。
> 儲かっているいないの判断に減価償却は意味がなく、時価に引きなおしたB/Sが全ての結果だと思います。
>
> 敷金は賃貸借契約書上退去時と記載がされていても、税務署は預り時に益金計上しなさいと指導して来ます。この益金は消費税を取っても良く、結構めんどいです。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。
敷引きやら共益費やら、入居者からしたらわかりにくい表示ですよね。
ここらへんの悪しき慣習が直らないのが業界のイメージを悪くしている理由のひとつに感じますw


> おっしゃるとおり基本は預り金になると思います。利益計上するって言ってるのは敷引き部分のことでしょうね。関西で多い契約形態でございます。これ借りる側からすると原辰徳なんですよねw わかりづらいし。

Re: タイトルなし

そのブログですw
タカミネ様がそこの管理人ということは知りませんでした!
そりゃあ決算書類作るのも早いわけですねw

丁寧な解説ありがとうございました。


> もしや、その簿記解説ブログって、じ・・・簿記ですか?
> そうだとしたら、認識していただいてありがとうございます。
>
> 会計ネタ人気ですね。嬉しいです。
>
> 敷金を収益計上するためには、その収益が「実現」しているかが論点になります。
>
> 契約書に「敷金は返還しません」等のことが明記されていれば、それは返還不要、つまり自分のものになった=実現した、ということで、敷金を受け取った時点で収益になります。
>
> そうでなければ、後で返さなければならない負債(預り金)として計上します。
>
> ただし、それ以降でも敷金を返還しないことに合意ができたならば、それも実現していることになるので、合意ができた時点で預り金を収益に振り替えることになります。
> 退去のときにクリーニング代だの何だのと理由をつけて敷金を返さないときの処理ですね。(いや私はそんなことしませんよw)
プロフィール

レイシー

Author:レイシー
1986年生まれ。
アパート・テナント・区分・戸建を賃貸中。
リフォームから保存食作りまでなんでもやってみる専業大家です。

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

株式投資の名言&格言集

presented by
ウォーレン・バフェットによろしく

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: